俺のことずっと好きでいろよ
3年生が予選に負けた。ので新チームが始動しはじめたのだ。

それ以来本格的にキャッチャーをやりはじめ、Aチームで正キャッチャーとしてこれからチームを担っていくにちがいない。

双眼鏡で見てるだけでわかるのは、肩が強いし、盗塁はかなりの確率で阻止するだろうし、野球脳はしっかりしているからリードは問題ないし、あとはキャッチング磨くだけだ。

それも琉希くんの運動神経ならいつの間にか身に着けてることだろう。

マスクをとって全体に指示を出してるときの琉希くんのかっこよさと言ったら…

「うわっ。盗塁さしたぞ。さすが琉希。肩つよっ!」

仲上くんは中学のボーイズで今宮兄弟と一緒に野球やっていたらしく、琉希くんは肩の強さはたぶん翔希より上なんだと言っていた。

「アイツは肩ほんっとにつえーんだよ。ただ、ピッチャーの球は投げれないってだけだ。それは翔希のが上。ってかアイツは天下一品だったし、プロ行くだろうって俺も思ってる。」

仲上くんは、自分の能力はここまでだと区切りつけたんだと言っていた。

「俺のは所詮趣味程度。アイツら2人はそういうわけじゃねーから。大学行っても、社会人とかプロとか行っても野球やってくようなやつだよ。」

って言って、今は、大学生にまじって草野球チームでときどき汗を流してるらしい。

「強豪校でずっと裏方やってるよりそのほうが楽しいし。俺には合ってる。」

って頭ポリポリかきながらいってる仲上くんみたいに野球好きな人もいるんなって思った。
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