あなたと恋に落ちるまで~御曹司は、一途に私に恋をする~
「この鯛美味しい」
「うん、本当。すごく身が締まってて甘いね」
「お母さんさ、なんでお父さんと結婚しようと思ったの?」
「え? 何よ、急に」
突然の質問に驚いた。
「昔からずっと2人は恋人みたいに仲良いよね。お父さんってさ、会社ですごくモテるんだよ。俺の営業部の女の子達はみんなファンだし、年齢とか関係ないみたいでさ。俺に『社長はお家でどんな服を着てるんですか?』とか『お父様の好きな食べ物は何ですか?』とか、いろいろ聞いてくるんだ。本当、50歳を越えてもあんなモテる人他に知らないよ。だから、心配じゃないのかなって…」
「別に心配じゃないよ」
「え? すごい自信だね」
「だって信じてるからね。祐誠さんがモテるのは昔から。今に始まったことじゃないから。それはそれはモテてたんだから。いちいちヤキモチ妬いてたら身が持たないっていうくらいにね。でも…いつだってあの人は私を見てくれてたし、今はこんなに年齢を重ねてしまって、見た目も変わったかも知れないけど、それでも…あの人の私に対する優しさは、変わるどころかますます大きくなっていくの。だから、信じていられる」
「うん、本当。すごく身が締まってて甘いね」
「お母さんさ、なんでお父さんと結婚しようと思ったの?」
「え? 何よ、急に」
突然の質問に驚いた。
「昔からずっと2人は恋人みたいに仲良いよね。お父さんってさ、会社ですごくモテるんだよ。俺の営業部の女の子達はみんなファンだし、年齢とか関係ないみたいでさ。俺に『社長はお家でどんな服を着てるんですか?』とか『お父様の好きな食べ物は何ですか?』とか、いろいろ聞いてくるんだ。本当、50歳を越えてもあんなモテる人他に知らないよ。だから、心配じゃないのかなって…」
「別に心配じゃないよ」
「え? すごい自信だね」
「だって信じてるからね。祐誠さんがモテるのは昔から。今に始まったことじゃないから。それはそれはモテてたんだから。いちいちヤキモチ妬いてたら身が持たないっていうくらいにね。でも…いつだってあの人は私を見てくれてたし、今はこんなに年齢を重ねてしまって、見た目も変わったかも知れないけど、それでも…あの人の私に対する優しさは、変わるどころかますます大きくなっていくの。だから、信じていられる」