あなたと恋に落ちるまで~御曹司は、一途に私に恋をする~
ライバルと自分~希良side~
「希良く~ん! 今夜の飲み会。希良君も行くよね?」


「悪い。今日はバイト」


ちょっとめんどくさそうに答えてしまった。


「え~! 希良君が行かないなら、亜美(あみ)もやめようかなぁ」


「いやいや、亜美。それはないんじゃない?」


「光平(こうへい)はうるさい! 私は希良君と話してるんだから~」


東英大学のキャンパス内。


気持ちの良い青空の下。


なのに、僕の心は…ちょっと曇ってる。


雫さんに会えると思って、時間をこじ開けて会いにいったのに…


『杏』にいた2人の男性、僕よりも遥かに大人でイケメンだった。


榊社長。


今まで見たこともないような美形で、スタイルも抜群。


しかも榊グループの社長って…


カフェで雫さんのこと『雫』って呼び捨てだった。


もう1人のイケメンは僕の知り合い。


東堂製粉所の東堂 慧さん。


あの人は、バイト先のスーパーでもかなり人気がある。
< 96 / 394 >

この作品をシェア

pagetop