魔法少女妖怪退治
「あかりちゃん!やっと、魔法少女としての自覚がついたね!!」
「そういう訳じゃないけど……」


女の子の髪を切るなんて許せない。


「妖怪髪切りをほっとくと次の被害者が現れるよ!!」
「えっ?どういう事?」
「妖怪髪切りは次から次へとターゲットを変えて髪を切っていくんだよ!!」



じゃあ、もう髪を失ったみなみには取り付いていないという事だろう。


「そんなの困っちゃうよ!私、妖怪なんて見えないから、次のターゲットが誰か分からない!!」
「なら、見えるようにすればいいよ!」
「はい?」
「その指輪に祈ってみな!」



くろたんの視線の先は、私の指。

確かにこれで変身出来たけど、あれは夢じゃなかったの?

そんな事を考えながら、指輪を握り締めた。


「お願い!私に、妖怪を見れるようにして!!」


指輪がキラキラと光ったかと思うと、可愛らしいメガネを掛けている私が居た。


「あかりちゃん!ナイス!!これで、妖怪がどこに居るのかわかるね!!じゃあ、僕は家に帰っておくから、取り憑かれている子を探しておいてね!!」


くろたんは、他人事見たくそう言うとどこかに行ってしまった。
< 16 / 60 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop