カウントダウン
「早く学級閉鎖が終わるといいな。
それでさ、暗いニュースもなくなってさ」
「そうだね。
また普通の学校生活に戻りたいね。
あと半年くらいしかない中学生生活を楽しい思い出にしたいから」
あと半年が過ぎれば、みんなが別々の高校に進学して、もう会えなくなるクラスメイトもいるかもしれない。
宮国中学の三年二組の教室で過ごす時間には限りがあって、それはきっと価値ある時間になるはずだった。
私たちはクラスでウワサされている忍の呪いに負けてはいけないと思う。
確かに呪いは怖いけど、それに負けたら、もうあの教室で笑えなくなるから。
そしたら、私たちの中学生生活はつまらないものになってしまうから。
私が雄一との会話の合間にいろいろなことを考えていると、スマホから雄一の声が聞こえてきた。
「梨花、これから少し用事があるんだ。
だからまた後で電話するよ」
私はもう少し雄一と話していたかったが、その気持ちを口には出さず、明るい声で言葉を返した。
「うん、わかった。
それじゃ、また後で」
私はそう言うと電話を切り、スマホを机に置いて、床に寝そべり、ぼんやりと部屋の天井を見つめていた。
それでさ、暗いニュースもなくなってさ」
「そうだね。
また普通の学校生活に戻りたいね。
あと半年くらいしかない中学生生活を楽しい思い出にしたいから」
あと半年が過ぎれば、みんなが別々の高校に進学して、もう会えなくなるクラスメイトもいるかもしれない。
宮国中学の三年二組の教室で過ごす時間には限りがあって、それはきっと価値ある時間になるはずだった。
私たちはクラスでウワサされている忍の呪いに負けてはいけないと思う。
確かに呪いは怖いけど、それに負けたら、もうあの教室で笑えなくなるから。
そしたら、私たちの中学生生活はつまらないものになってしまうから。
私が雄一との会話の合間にいろいろなことを考えていると、スマホから雄一の声が聞こえてきた。
「梨花、これから少し用事があるんだ。
だからまた後で電話するよ」
私はもう少し雄一と話していたかったが、その気持ちを口には出さず、明るい声で言葉を返した。
「うん、わかった。
それじゃ、また後で」
私はそう言うと電話を切り、スマホを机に置いて、床に寝そべり、ぼんやりと部屋の天井を見つめていた。