運命が変えた一夜 ~年上シェフの甘い溺愛~
でも・・・聞いてほしい。

綾乃は深呼吸を繰り返しながら悟の顔を思い浮かべていた。


温かな柔らかい微笑み。

大きな背中。

『大丈夫』と繰り返された言葉。


誰でもいいわけじゃない。

悟だから聞いてほしいんだ。

悟に、聞いてほしいんだ。
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