男装乙女は一途な愛に甘やかされない。 ~甘々ストーカードラゴンと女騎士の攻防戦~
【キャラクター】

ジヴル・クリスタ 24歳
田舎出身の女騎士。故郷が魔獣に襲われたのをきっかけに騎士に憧れた。
男兄弟に囲まれて育ったため、性格は凛々しい。背も高くあまり女性扱いをされたことがない。
ヴァンと同僚の会話を聞いてしまい、今まで気にしていなかった凛々しい性格にコンプレックスを感じるようになる。それを機に少しは女性らしくなるために休日におしゃれをして出かけるようになった。
同期のヴァンとはライバルのような関係だが、実は入隊当初から彼に憧れていた。
金髪碧眼のショートヘアで、お洒落をするときは黒髪縦ロールのウィッグを着用している。
可愛いものと甘い菓子が好き。
氷結魔法が得意で雷撃魔法を苦手とするが、騎士団内の実力は上位、また男装姿がとても麗しいため女性から人気がある。

ドラコ(本名ドラコニス・フレイ・ラスタバン) 年齢不詳(見た目は30代くらい)
ラスタバン王国を治める竜王。大型から小型の愛らしい竜にも変身できる。
(その見た目はジヴルも気に入るほど)
民衆の前に出るときは大型竜の姿のため、人としての姿は一部の人しか知らない。
“全てを視る力”によって国の平和を保っているが、反面畏怖されてもいる。
この力は恋をしている間だけ弱まり、恋が実らなければ消えてしまう。理由は恋は盲目、惚れた相手のことしか考えられなくなるから。
実はギャップに弱い。彼女の入隊当初から気になっていたが、彼女の趣味を知りより好ましく思うようになった。
力を使い、正体を隠したままことあるごとにジヴルの前へと現れ甘やかそうとする。
黒髪紅眼、右頬から首にかけて竜の鱗がある。

ロンドベルト 年齢不詳(乙女の秘密)
ジヴルの秘密を知る唯一の人。騎士団の総務を担当しているオネエさん。
ピンク色のショートボブの黒眼。
愛称のロベルタで呼べと周りに強要している。
実は永久欠番となった騎士団零番隊の隊長で、ジヴルの故郷を救った張本人。その時の怪我が原因で引退した。
ヴァンの言葉を聞いた直後独り泣いているジヴルに遭遇し、彼女を気にかけるようになった。
(恋愛感情はなく娘を見るような気持ち)
実は竜人で、鱗が可愛くないという理由で隠している。

ヴァン・ヴィエント 25歳
緑髪に青眼、ラスタバンの名門貴族ヴィエント家出身の騎士団ナンバーワン。ジヴルと並び女性からの人気が熱い。
風と雷の魔法に長けており、雷が苦手なジヴルとは相性が悪い。
爽やかで分け隔てない性格。
しかしその性格は表向きで、本当は冷酷で狡猾。裏では竜人に統治されることをよしとせず人による統治を目指す『革命派』のリーダーで、竜王祭で仲間(半数は騎士団から)と共に事件を起こす。
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