白いジャージ3 ~先生とバージンロード~



「エッチな気分になっちゃうから、夜以外は『先生』って呼んで。でも、あの時だけは・・・名前で呼んで」



「わかったぁ・・・和人。和人大好き」




なぜだか恥ずかしさが消えて、私は何度も先生を名前で呼んだ。



恥ずかしいと思うよりも、先生に喜んで欲しいという気持ちが強かった。





「そんなに呼ぶと、狼になっちゃうぞ」



「ふふふ・・・じゃあ、家帰ろっか」




先生は、車に向かおうとした私の腕を掴み、強引にキスをした。




「綺麗だね、夜景・・・」




なんだか真剣な表情の先生に無性に照れてしまって、私は視線を夜景に向けた。





「この景色より・・・お前の方が綺麗」




どうやらスイッチを入れてしまったらしい。






< 137 / 391 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop