白いジャージ3 ~先生とバージンロード~


寝室に戻ってきた先生は、寝室の電気を消した。



「直・・・時計見て」



光る時計の文字は11:59。




「きゃ・・・」



先生は、私の顔にふとんを被せた。




「はい・・・出てきていいよ」



先生がふとんに顔を入れて、私の頭を突っついた。




「25日になりました。はい、プレゼント~!!」




体育座りをした先生が、足の指の上に小さな紙袋を乗せていた。




先生、かわいい。

かわいすぎる。




「先生―――!!!ありがとう!!びっくりしたぁ」






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