白いジャージ3 ~先生とバージンロード~



「直~、疲れたぁ・・・俺の疲れ、取ってくれる?」



真っ赤なクッションを首の下に挟んだ先生は甘えた声を出しながら、上目使いで私を見つめる。




ヤバイ・・・

かわいいよ、先生。



「大丈夫?」


私は、温かいカフェオレの入ったマグカップを2つテーブルの上に置いて、先生の隣に座った。



「ずっとこうしたかった」


先生は、クッションをあごの下に挟んだまま私を抱きしめた。



「ん~、幸せ。直に会えないとやっぱり疲れが取れない」



「大丈夫?何かして欲しいことある?」



今の発言が、どうやら今日の先生の『スイッチ』をONにしてしまったらしい。




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