結果、恋をする。
「・・・・・ここ・・・。」
昌悟が病室を指差す。大悟は勢いよくドアを開けた。
「須藤!!!!!!。」
病室は個室だった。部屋の中には頭に包帯を巻いた青白い顔のいろはの姿があった。
「・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・。」
手には点滴が付いており、ピッピッと機械音がなっている。
「・・・・・ッ・・・お前・・・・起きろや・・・」
「・・・・・・・・・・・。」
「なんでなん・・・・お前俺の事すきちゃうんけ・・・。」
「・・・・・・・・・・・。」
「・・・だ、大悟くん・・・ッ・・・」
「俺が・・・お前幸せにしたるから。」
「・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・え?」
昌悟が目を丸くして大悟を見る。
「・・・・・・なんじゃ。」
「すきなの?いろちゃんの事。」
「・・・・・・そうじゃ。」
「えぇえええぇ・・・・。」
「うるさい!!!!!!!!!」
ベッドに寝ていた女の子が体を起こし怒鳴る。
「・・・・・・え、おま・・・。」
「・・・・・大悟!!!」
頭に包帯を巻いたいろはが大悟を見て笑顔になる。
大悟はそんないろはを見て腰が抜けベッドのそばにある椅子へ倒れこむ。
「え、どうしたの??腰抜けた?」
「・・・・・・・・・・・・抜けた。」
「えぇ・・・大丈夫?!」
「・・・・・・・昌悟・・・お前ほんまに・・・。」
大悟が昌悟を睨む。
「俺出てく!いろちゃん大悟くんと楽しんで!じゃ!」
昌悟は大悟に睨まれそそくさと病室を出て行った。
「・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・え、大悟心配してくれたの?」
いろはの嬉しそうな顔に大悟はなにも言えなくなる。