堕天使、恋に落ちる
「フフ…くすぐったい…!一徹」
「ん……いっぱいキスして!って言ったじゃん?」
私は今、ソファーに座った一徹の膝に跨がって座り、一徹のキスを受けている。

「私もキスしたい…一徹に」
「ほんと?じゃあ、ん!」
私は一徹の頬や額、瞼にキスをした。
「フフ…」
「何?一徹。なんで、笑うの?」
「可愛いなぁって!」
「あ、また可愛いって言って誤魔化そうとするー。
もういい!お風呂入って寝る!」
一徹の膝から下りようとする。

「こら!すぐ離れようとする!」
今度は後ろから抱き締められ、がっちりホールドされた。
「/////」


「ねぇ俺も愛してるよ、由那のこと」
「うん」
「もう放せないから」
「うん」
今度は、首の後ろや耳にキスしてくる。
「やだ……そこ…だ、め…」
「やっぱ可愛い……もっと落ちて?俺に……」
「もう…落ちてるよ、とっくに……」
「そうだな……嬉しいこんなにハマってくれて…!」

ハマってるよ、最初から……
私は振り返って、一徹にキスをした。
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