ONLYYOU~赤ちゃんのパパは脳外科医、愛してはいけない人を愛してしまいました。~
「私はまだ・・・はっきりと和寿さんの子だとは…」

「和志君の毛髪をDNA鑑定に出した…結果が分かるのは二週間後だが…俺は自分の息子だと思っている」

「広瀬さん…観念した方がいいよ…カズはずっと君のコトを気にしていたから…君のコト想い過ぎて…猫の名前まで…リコだから・・・」

「猫!?」

猫で思い出した。

「ミーは??」

「ミーは俺の部屋に居る…」

「良かった…あれから・・・部屋に置いていったミーのコトがとても気になって…」


「・・・ミーよりも俺のコトを気にしろよ…莉子」

「カズも広瀬さんも…俺達のコト、忘れてない?」

「んっ?あ・・・」

私達は完全に二人だけの世界に入り、話をしていた。
「詩織ママ…すいません…」

「いいのよ…へぇー…和志君のパパは凄い人だったのね…奥のテーブル席でゆっくりと二人だけで話しなさいよ…リコちゃん」

「でも・・・」

「いいから…」

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