あの夏空の下、君と生きた七日間。
困っていたような笑みを浮かべながら千春は言った。決まりだな、と言うように大きく頷く。

「そういうことで放課後は体育館集合な。詳しいことは顧問の草木に聞いたらわかると思うから」

「うん……やってみる」

僕の声に千春は緊張気味に、それでもやる気は満々にあるように頷いた。

「よし!その意気だ」

赤木が感心を抱いたように叫んだ。その途端、生ぬるい風が頬を撫でていく。

それは心地よくて、僕らの青春はここから始まったような気さえした。
< 29 / 29 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

夢の終わり、交わした約束を胸に~紡~
霞祈/著

総文字数/138,265

青春・友情240ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
元元題『雨の中、優しい君に恋をしたけれど。』 元題『あの木で交わした約束を今』 「私ね、いじめられてたの」 「仁菜ー!」 私を置いて自殺しちゃった、たった一人の友達。 助けるって約束したのに叶えることなんてできなかった。 悲しみに暮れる中、仁菜の幽霊に出会った。 そこで交わした約束を守るために覚悟を決め、いじめに立ち向かう。 弱虫な少女が壁に立ち向かい、成長していく青春ストーリー 二千二十年十月五日 執筆開始 二千二十一年二月二十四日完結 3000PV突破!読んでくださった皆様ありがとうございます!駄作ですが。
この曇り空は私と似ていた
霞祈/著

総文字数/69,174

青春・友情130ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
私は私が大嫌い。 だから夢も見つからない。 そんな時に現れた彼。 「一番ダメなのは自分をダメだと思うことだよ」 彼の正体は一体____。 何もない私にこの秋、奇跡が訪れる。 二千二十年八月二十三日 執筆開始 二千二十年九月二十一日 完結 オススメ作品掲載ありがとうございます! ま、駄作の方なんですけれど笑。

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop