聖女の曾孫
ニヤついて、もとい力が沸いて仕方ない。
この奮い立つ力と愛を身の程知らずの勇者もどきにぶつけてやるのだ。


「平和なのよ」

「コーネリア!! ココココッ、コーネリアッ!?」

「冒険なんて、いらないわ」


光が集まってくる。
そして──お騒がせな勇者もどきに降り注いだ。雷のように。


ところで、プライベートの時間を増やしたヴァクーニと私は忽ち噂になった。

ふたりはいつも一緒にいるけど、いつ結婚するのか。いつ結婚するんだ。まだ結婚しないのかと、長年に渡ってとやかく言われるようになるのだけど、タイミングは私たち次第。

とても平和な日々が続いていった。


                              (終)
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