結ばれる運命!?
「やばい、こっち来るよ!」



「え、本当だ!」



私と愛子ちゃんは、覗いていたことがバレないよう遠くから歩いてきた人のフリをして何事も無かったかのような顔をして見せた。



「お疲れ様です!」



「お、お疲れ様です〜!」



すれ違いざまに、イケメンと挨拶を交わす。

いかん、ドキドキしてしまう。

私の顔赤くなってなかったかな…?

そりゃこんだけイケメンだったら女性社員の間で噂になるのも納得だ。



「そろそろ自分の部署戻ろう?ご飯も食べたいし」



愛子ちゃんに言い、私たちは自分のオフィスへ帰った。

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