HONEYBEE(3)~エリート外科医の婿入り婚!!溺愛は御遠慮致します~
黒ウサと白ウサ
「貴方だって…黒ウサでしょ?」

「そう言えば…そうだな…俺も宇佐美家に婿入りしたから…宇佐美黒人になったんだ…まだまだ実感ないな…」

黒ウサと白ウサ。
私達って本当に対照的な名前。

「白が黒に染まっても…白が黒に染まるコトはないな…」

「なっ…例外だってあり得るかもしれないわ…」

「苦し紛れなコト言うなよ…」

彼は私の腕を掴んで膝の上に引き込んだ。

「何するの?」

彼の膝の上に横座るする体勢になった。

「ち、ちょっと・・・」

「お前も少し休憩しろよ…眞白」

「休憩するわよ…でも、どうして貴方の膝の上で休憩しないといけないの?」

「…種馬だって…甘いスキンシップがないと…種は出ないぞ」

彼は私の頬に手を掛け、自分の顔の方向へと強引に向かせた。


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