森守の令嬢はもふもふ大型獣人に執愛される
「エディ、どうした?」

 どうしたのだ、なんて白々しい問いかけだろうか。

 でも他にどう声をかけて良いのか、ロキースには分からなかった。

 ロキースの問いかけに、エディはビクンと肩を揺らす。

 ゆっくりと上げたエディの目には、うっすらと涙が浮かんでいた。

「エディ⁈」

 泣くほど嫌だったのかと、ロキースは動揺した。

 オロオロしているロキースを前にして、エディはスンと鼻を鳴らす。

「ろきー、す……どうしよう……僕……とんでもないことをしちゃったかもしれない」
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