【完】桜色の君を抱きしめたい
「自己紹介まだだったね。俺は三年の横田 凪(よこた なぎ)。図書委員会委員長。っで、さっきのが弟の二年の貴斗(たかと)」

二人とも年上さんでしたか。

「よ、よろしくお願いします。あの、昨日はごめんなさい!」

「昨日?」

「話の途中で帰ってしまったから。怒っているのかと思って....」

「そんな事で怒らないよ」

「本当ですか?」

「うん」

凪先輩はとても優しい人です。

なでなで

ん?なでなで??

「あっ、ごめん。小さくて可愛いなって思ってつい...」

前言撤回です。この人は危険な人です!いきなり人の頭を撫でるなんてセクハラです!
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