【完】桜色の君を抱きしめたい
ガラガラ

「やっぱり....」

中で一体何が...。

貴斗の後ろから覗いて見てみると、そこには本棚から出した本が沢山積み上がっていた。

「これは一体...」

「またやったのか兄貴」

「貴斗。そこに突っ立ってないで助けてくれ...」

「凪先輩の声が...!一体どこから?」

キョロキョロと辺りを見渡すと、凪先輩の手らしきものが見えました。

「はぁ〜。待ってろ。今助けるから」

貴斗先輩が凪先輩の元へ行き、手を引っ張り、ボロボロの姿の凪先輩を助け出しました。

「よっと。おい、大丈夫かよ?」

「なんとかな。あ、佐伯さん。林間学校お疲れ様」

「はい...いやいやいや。凪先輩、一体何をしてたんですか!?」

「蔵書点検してたんだけど、いつの間にか本に埋もれちゃって...」

「蔵書点検の度にやっているよな」

「えっ!?」
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