貢ぎモノ姫の宮廷生活 ~旅の途中、娼館に売られました~
 まあ、ジンの父の軍が来たときに、父は、すぐにアローナを差し出すことと、高い税を納めることを約束したので、民たちに被害は出なかったのだが。

「ま、だからこそ、お前はそんな風なんだろうな」
と言ったジンは目を伏せ、

「もうよい」
とシャナを下がらせたあとで、自分も立ち上がる。

「今日は満足した」
となにを満足したのか知らないが、そう言って帰っていった。




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