天才か、狂人か。     ~変 態 化学教師、野球部の監督にさせられる~


「「「「「「・・スッ・・スッ・・
・・・アァア・・。」」」」」」


「夏ベスト16は偶然だったのが分かったか?自分達の“自主性”の限界が分かったか?

・・・自分達の“現状”が分かったか?」


「「「「「「・・スッ・・ヒック・・
・・・ウゥゥ・・。」」」」」」



「僕なら君たちを強くできる。」


「・・スッ・・ド素人のアンダに・・
ナニができるんだよ・・。」


「甲子園に行きたいんだったら、
僕の言う事に従いなさい。

今日から君たちは僕の【被検体】だ。」


「・・・・・・・・・・・・。」


「同意できる者は来週の月曜日、
化学室へ来なさい。

来年の夏、君達を私学4強に勝たせてみせる。」


「・・・信じで・・いいのが・・・?」


「僕の大切な被検体を泣かせた享令高校は絶対に許さない。まずは彼らを叩き潰す。」


「「「「「「・・・スッ・・・。」」」」」」


「愛工大名錬も、南邦も、
絶対王者 中京大中部も、

最激戦区の愛知大会を勝ち抜いて、
甲子園に行かせてあげましょう。」


「「「「「「・・・・・。」」」」」」



「・・だから僕に付いてこい・・・
・・・・・少年達よ・・・・。」






第4話 完
























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