友達との出会い
あの時出会ってくれてありがとう

助けてくれてありがとう

笑わせてくれてありがとう

小学4年生の頃
いつも通り学校へ行った
この日は朝から一人だった
休み時間いつも一緒にいる友達の所に行った

「うわ、るあ菌に触られた」
一人の子が言った
「マジ最悪」
「近づくなー」
みんなが言ってくる

こんなこと言われる覚えなどない

誰もかまってくれずこの日以来一人で過ごすようになった

ある時には
机に「きたない」とか書かれていたり、
走ってる所を転ばされたり、
一人でトイレ掃除をさせられたり、
殴られたり、
自転車をパンクさせられたり
した。

こんなことが毎日のように続いた

ある日先生に呼び出された

「るあさん、みんなをいじめてはいけませんよ。みんな嫌がってるのわかる?黙ってないで答えて」

クラスのみんなが先生に何を言ったか
わからないがおかしかった。

「私、何もしてないです。心当たり全く無いです。」
 
「は?悪いことすらわからないの?」

先生に呆れられた

「明日、クラスのみんなに謝りなさい」

理由がわからないまま話が終わった

が、私の気持ちが高まってしまい
先生を2回も殴った
先生の顔は赤くなったのを見たが
教室を飛び出し走って帰った

次の日の帰りの会
るあさんから話があるそうです

ザワザワザワザワ
 
私はなんとなく
「ごめんなさい」
謝った

それでもずっといじめられ続けた

いじめに耐えれず先生にも気づいてもらえず不登校になった
 
先生に全て話したら
「気づいてあげられなくてごめんなさい」
深くお辞儀をして謝られた
それでも許せなかった
この頃には誰もが信じられなくなってしまった

不登校中
一日一回先生が電話をくれて3日に一回訪問しに来た

一ヶ月たち少しは気持ちが落ち着いた

少しずつ学校の特別室に登校時間をずらし行くようになり遅れた勉強をするようになった

3ヶ月たちようやくクラスに戻った

「まじかよ」
「戻ってこなくっても良かったのに」
「この3ヶ月平和だったな」

心が痛んだ
泣きかけたが我慢した

一ヶ月は耐えれたが、限界を越え、
クラス子を殴ってしまったり
チョークを投げたり
先生にあたったり 
した

自分も悪い人になってしまった

だけど、もう耐えれなかったためしなたないとあの時は思った

ようやく4年生が終わり5年生になった
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