35cmの音
照れ臭そうに答える君

「好きでもない奴とあんな事したから」

「....あ。 」

「何忘れてんだよ」

あ、もう覚えてすらないよ。笑

玲音とは全然違ったもん

玲音とのキスは、
味も感触も体温も覚えてる...

「わぁ...」

玲音の唇を見つめた

思い出したら恥ずかしくなってきた。

「...そっちのは思い出さなくていーから」

へぇー、てことは...

「じゃあ、玲音は
好きな人としかキスしないんだ?」

またりんごを吹き出す

「なんでっ、そーなるっっ?!」

「違うの?」

「いや、、、そーだけど、でもっ...!!!」

否定はしない。よし←

「その理論で行くとそーでしょうよ」

墓穴を掘る玲音くん。笑

とっとと認めちまえ!

「あーもう!知らね!!!寝る!」

りんごまみれの布団に潜り込む

逃げたな?笑

「ねー。今日の玲音可愛い」

なんなの、ズルいよ?

「咲那の浴衣姿のほうが100倍可愛い」

ほんとズルいや。
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