35cmの音
私の顔は目の部分だけが隠されていた。

それなのに3人は、

「サナに何かあったのかなって。」
「これ、サナだよね?」
「泣いてるよね。どうしたの?」

さっきそう言って心配そうにしてた。

世間を騙せても、この3人だけは騙せなかった

「サナ、大丈夫か?」
「あんな事ってなに?」
「一体、何があったのよ?」

それが嬉しかった。


「それ花火大会の日の写真なんだ。あのね、実はその日にね...」


マキさんが腕を掴んだ

「サナ?いいの?」

心配そうに見つめる

「はい、もう大丈夫です。」

私は3人をリビングに呼び全てを話した。
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