ヤンデレな子犬系狼様の愛は重すぎる。
「だめ……?」

「え、えっと……わ、私のこと……好きでいてくれてるんですかっ……?」

「もちろんだよ」

 抱きしめる力を強くした。

「うっ……くるちいっ……」

「あ……ごめんね」

「だ、大丈夫です……!!」

「で、彼女、なってくれる……?」

「……えっと……これから、大好きにさせてくれるならっ……」

「本当!?」

 やばい、嬉しい。

 長年の夢が叶った……!!

「いいの……?」

「えっと……は、はい……!!」

「わぁ……やばい……キスしてもいい?」

「ええっ!?」

「もう我慢できないんだけど……」

 やばい、抑えられない……。

 そして、そっと口付けた。

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