散る春。
 


ベッドに倒れ込むと急に疲れがどっと来た。



男はそんな私はじーっと見つめていた。



「何でメイクしてないの。」



聞かなくても分かるくせに、こいつはいつも確認してくる。



「…毎日聞かないで、めんどくさい。」



< 13 / 27 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop