【完結】悪魔な御曹司に心も身体も溶かされました。
わたしはそう言うと、自分の唇をそっと光星さんの唇に触れ重ねた。
「莉沙……」
「光星さん、わたし、光星さんのことが好きです。大好きです。……愛しています」
わたしは、光星さんにそっと抱き付いた。そして背中に手を回した。
「俺も愛してるよ……莉沙。愛してる。世界中の誰よりも、莉沙を愛してる」
「わたしもです。……だから光星さん、わたしとこれからもずっと一緒にいてくれますか?」
わたしは光星さんにそう問いかけた。
「もちろん。俺も莉沙とずっと一緒にいたい。……愛してるから、誰よりも」
そう言って今度は、光星さんから唇にキスをしてくれた。
「莉沙……俺が莉沙を幸せにすると約束する。これから先、何があっても。莉沙のそばを離れたりしない」
「はい。……幸せに、してください。今よりももっと、幸せにください」
わたしがそう言うと、光星さんは「莉沙を幸せに出来るのは、俺だけだろ?」そう言って、不敵な笑みを浮かべた。
「……はい。光星さんだけです」