幼なじみの溺愛が、私を離してくれません

「…うん、そうしよう。もっと早く気付けばよかった」



こうなったらいてもたってもいられない。



早く雫に伝えなきゃ。



もし雫に拒まれたら…なんて、もう考えないよ。



未来のことは後で考えればいい。



過去より未来よりも、“今”が1番大切なんだから。



嫌われたって避けられたって、絶対離してあげない。



雫を誰よりも想ってるってこと、ちゃんとわかってもらわないとね。
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