サッカー部のイケメン二人の間で揺れて

「ああ、でも詩織との約束」

「何? 恭介くんは詩織とどんな約束してるの?」

「俺、詩織が高校を卒業する時に詩織と同じ大学に行くからって言ってて。そして一緒に暮らそうとまで言ってる」

「大学なんて学年も学部も違ったら一緒の時間に大学へ行けるわけじゃないんだし、別々の大学でも平気だろ。それにあのアパートで同棲だってできるよな。うちの大学とK大ってキャンパス近いし」

「そっか! そうですよね。何も同じ大学じゃなくてもいいんだ。詩織に納得してもらえばいいんだ」

なんか俺の将来がはっきりと見えてきたぞ。

目標ができたから受験に向けてやる気が出てきたな。

詩織、同じ大学じゃなくても俺を許してな。


< 270 / 347 >

この作品をシェア

pagetop