サッカー部のイケメン二人の間で揺れて

焼き肉デートから戻り、部屋のベッドに寝転がる。

今日の事を色々と思い出しては顔がにやける。

詩織のこと、好きだ。

好きだけど・・・

今日、詩織に優斗先輩のことを聞いた。

いつか俺の気持ちが溢れたとき、俺は詩織に本気の告白するだろう。

その時、詩織の中に優斗先輩がいるのなら、俺はただ空回りするだけだ。


もし、あの二人がまだ想い合っていたら・・・


詩織はもう優斗先輩に気持ちは無いと言った。

まだその言葉を100%信じることができない。
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