好きになればなるほど好きになる♡





洗面所から出てきて
私にバスタオルを手渡してくる類



「俺後でいいから、美羽先入れば?」


「……あ、ありがとう」


「シャンプーとか分かる?
 あるの、どれでも適当に使っていいし」


「大丈夫だよ、ありがとう!」




私達の会話が聞こえていたのか
類のお母さんがリビングから顔を出して――


「美羽ちゃん、シャワーとかお湯の出し方とか
 自分の家と違って分かんないかもだし
 類も一緒に入ってあげれば♡」




いっ、一緒に!!!!?/////



「小さい頃よく一緒に入ってたんだし♡」



ちっ、小さい頃一緒に入ってた!!!!?/////





< 159 / 258 >

この作品をシェア

pagetop