雪の降るこの街で君に恋する
君との出会い
「」 雪『』 宏


俺は、お前を大切にする。


お前は、俺が生涯を通して愛す最初で最後の運命の人。


たとえ、そばにいられなくても、この思いを伝えられなくても、それでもいい。俺は、お前を一生愛し続ける。



お前が、俺の前から姿を消したとしても、必ずまた、逢いに行く


この雪の降る街で君とまた出会えるまで。



あの約束を果たすために














俺の名前は、北川 宏(きたがわ ひろ)
俺がまだ5歳の時、隣にある女の子が引越してきた。その子の名前は、華島 雪(かじま ゆき)。
俺達は、同い年ということもあり、すぐに仲良くなった

『俺、将来は、芸能人になるんだ』

「うん!じゃあ、私は応援する!宏の1番のファンになる!」

『もし、俺が有名人になって、お金いっぱい稼いだら雪をお嫁さんにしてやるよ!』

「ほんと?!じゃあ、約束ね!」

『ああ!約束だ!』

雪の浜公園で、小さな手を握り、約束を交わした。
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