訳あり無表情少女と一途な幼馴染 〜裏の仕事part2〜
“春、受け取れ。薬が混ざってても俺が消す“
「頂きます」
味はおかしくない
「美味しいですね」
「そうでしょう!良かったらコレも!このパーティーに来たら絶対に食べるの!」
見た目は、ただのクッキー
「コレは、このパーティーで必ず出されてるモノなんですか?」
「そうよ!参加してる人は一度は食べてるんじゃないかしら!」
パーティーに毎回ある食べ物
「じゃあ、遠慮無く」
パクッと口に入れる
確かに美味しい
「じゃあ私達はこれで!」
「ゆっくりしていってね」
「ありがとうございます」
俺の反応に満足したのか、上機嫌で離れていく
その後も何組かのカップルと話し、ちょっとしたイベントをやり
何も起きないままパーティーは終わった