クールな完璧先輩は推し活女子を溺愛する
「いや、それほどでもないさ!」

「は?え?」

汗だくになって懸命にワケのわからぬ弁解をしていると、響一郎はなぜか頬を赤らめ魅亜の隣で優しく微笑んでいた。

「凄すぎるってほどじゃないよ。まあ、僕が作るからには、平凡な表紙は避けたいとは思ったけどね」

響一郎はそう言うとちょっと得意げに眼鏡のフレームを中指で押さえた。

「と、と、おっしゃると……まさかコレをお作りになったのは……」

魅亜の背中を滝のような冷汗が流れる。
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