幼馴染みは、溺愛執事!?
この学校は、学年ごとで階が違う。
2年と3年の分かれ道に着いて、わたくしが一人で行こうとすると、グッと後ろに手を引かれた。

「何か?」

振り向いて、驚いた。優雅は、いつものヘラッとした顔ではなく、何かに耐えるような、悲しい顔をしていたから。

「どうしたの…?優雅……?」

そう問うと。

「あ…、すみません。では。」


優雅はスッといつもの顔に戻り、手を放して、教室の方にスタスタと行ってしまった。

なんか行って欲しくなかった……
もう少し引き止めて欲しかった……?
わたくし、どうしてしまったのかしら…?

わたくしが衝撃の事実を知るのは、もう少しあとの話。
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