コンプレックスから始まる恋
そんな話をしているうちにパーキングについた。
戸崎さんの愛車に乗り込み送ってもらう。
国産のSUV車だった。
あーイメージにあうかも。
「家はどのへん?」
「あ、ナビ設定しますよ。」
そういってナビの設定をさせてもらう。
「お、うちの最寄り駅から3駅位のところか。」
よかった、逆方向だったらどうしようかと思った。
「そうなんですね。逆方向じゃなくて良かったです。」
そう伝えると車が動いた。
着くまで何も話さないのも嫌だな…
そんなことを思ってると
「君はお姉ちゃんと仲がいいんだな」
戸崎さんが話題を振ってくれた。