コンプレックスから始まる恋

そんな話をしているうちにパーキングについた。

戸崎さんの愛車に乗り込み送ってもらう。

国産のSUV車だった。

あーイメージにあうかも。

「家はどのへん?」

「あ、ナビ設定しますよ。」

そういってナビの設定をさせてもらう。

「お、うちの最寄り駅から3駅位のところか。」


よかった、逆方向だったらどうしようかと思った。

「そうなんですね。逆方向じゃなくて良かったです。」


そう伝えると車が動いた。

着くまで何も話さないのも嫌だな…

そんなことを思ってると

「君はお姉ちゃんと仲がいいんだな」

戸崎さんが話題を振ってくれた。

< 12 / 114 >

この作品をシェア

pagetop