マイペース
アタシは何時間も泣きつづけた






まるで千草が死んだように聞こえたから




でもそんなはずあるわけが無い








重症!まだ分からない








奇跡だって・・・・あるじゃん








そう自分に言い聞かせながらもずっと泣いていた。





千草ママはポトポトとアタシほどには泣いていなかった。







泣きつかれたせいか・・・アタシは夢の中にいた。







『茜っ!』






千草がアタシの名前を満面の笑顔で呼ぶ。




アタシもそれに答えて




『なーに?』




と笑顔でかえした。






< 10 / 25 >

この作品をシェア

pagetop