LOVEPAIN⑥
「それ、ホントにマジでマジ?」
「うん。
今日、仕事で一緒になって…。
あ、ラジオで思い出したけど!
その秋原慎太郎のラジオ明日あるみたいだけど、
何時とか局番とか涼雅知ってる?」
“――俺、生でラジオの番組持ってて。
明日の昼、良かったら聴いてみて?――”
「え?なに、抱かれて、秋原のファンになったの?」
「違う!
とにかく、聴きたいの!」
そりゃあ、なんでそんなに聴きたいのか、
理由は自分でもよく分からないけど
ただ、聴いてくれって言われたから、
とりあえず、
明日は聴こうと思う
涼雅は部屋のすみに置いてある私物の入ったボストンバッグから、
黒いiPodを取り出し私に渡して来た
「確か、13時からだったかな?
それラジオ聴けるし、
局番合ってるから、
使えばいいから」
「あ、ありがとう……」
そういえば
私はラジオを聴ける機器すら持っていなかった事に、
気付いた