シンデレラは堅物会長の専属モデルになるようです
「その顔は凄くそそられる。……でも、ここまでにしようか」

「はぁ……はぁ……」


ようやく唇が離れた。
私は息を整えるため深呼吸をした。


ここまで長いキスは初めてかも。

なんだか、頭がクラクラする。


でも、それだけじゃない。
口が熱を帯びたみたいに熱い。


これが……キス?


「如月……あ、紅蓮先輩はどうしてそんなに上手いんですか?」

「ヤキモチ妬いてるの?」


「妬いてません!」

「そんなに心配しなくても大丈夫だよ。僕は悠以外と付き合ったことはないから」


それなら良かった……。
って、なんで私はホッとしてるの。


最初は如月先輩の名前すら知らなかった。


顔がドストライクという不純な動機で付き合ったのに、今ではどうしようもないくらい紅蓮先輩のことが好きになってる。
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