シンデレラは堅物会長の専属モデルになるようです
「これで大丈夫だと思う」

「わ、いつの間に……」


ふと足に視線をうつすと、そこには綺麗に巻かれた包帯が……器用なんだな、紅蓮先輩って。


「ありがとうございます」

「どうせ今から授業戻っても間に合いそうにないし、さっきの続きしようか」


「え、さっきのって……」

「キス、してほしいんだよね? ここに」


私の口にピタッと指を当てる紅蓮先輩。

その姿はめちゃくちゃカッコ良くて、クラっときた。


「してほしい……紅蓮に」

「前と同じのは駄目だよ。ほら、もっと考えてみて……?」


紅蓮先輩は意地悪そうな顔をしていた。だけど、どこか楽しそうで。
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