コインの約束
もしかしたら麻痺が残るかもしれないこと、和真は受け入れられるのだろうか。
和真は将来を悲観しないだろうか。
それでも私は和真の側で和真の力になる。和真と約束したんだもん。
『和真のこと大切にするからね。何があっても』・・・って。
和真とお父さんが話をした後、和真は再度眠りについたため、私は帰るように促されて、病院を後にした。
「また、明日も来るね」
眠っている和真にそう囁いた。
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