丸重城の人々~後編~

【ファンクラブ】

あれから一度スグルと悟志は家に帰り(宗一郎がしっかり親に説教した)後日毒蜘蛛が集まった。

そしてここは、宗一郎の別荘。
ここに毒蜘蛛と、スグル・悟志が集まっていた。
宗一郎「さっき説明したように、スグルと悟志だ!
可愛がってやってよ!!」
スグル・悟志「よろしくお願いします!!」

泰成「俺は泰成」
流風「俺は流風だよ!」
スグル「これが、伝説の毒蜘蛛の五大幹部……」
悟志「スゲーオーラだなぁ!」

大翔、中也、玄、泰成、流風。
五人並ぶと、凄まじいオーラなのだ。
玄「てか、この家…古いけど凄い広いね!」
泰成「だよな!」
流風「さすが、パパ!」
宗一郎「まぁね!ここ、毒蜘蛛に使わせてあげるからたまに集まってスグルと悟志と遊んであげて?」

加々美「失礼いたします。パパ、野宮様って方から電話です」
そこに宗一郎の秘書兼、執事の加々美が入ってくる。
宗一郎「おっ!着いた?
…………もしもし?━━━━うん、了解!入っておいで?」
大翔「野宮って、まさかじじぃ!ファンの奴等呼んだの?」
中也「俺が言ったんだよ!」
大翔「なんで!?」
玄「だって野宮達を納得させないと、スグルと悟志が殺られるよ!」
泰成「あーそうだな!」
流風「アイツ等、ヤバいもんね……」
大翔「確かに……」

野宮「失礼しますっ!!
翔様!皆さん!
お久し振りですっ!」
秋田「お久し振りです!!」
ファン1「キャー!カッコいい~!!」
ファン2「中也様~!」
ファン3「玄様だぁ!泰成様、流風様~」

大翔「あーもー!キーキーうるせー!」
中也「黙れ!!」
玄「君達、シーだよ!
静かにしないと、殺るよ!」

野宮達「「「あ、はい!すみません!」」」

泰成「さすが、ホスト!でも、言ってることは、ヤバいもんなぁ」
流風「玄ってほんと……冷酷だ…」
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