不良男子と私の話。
家族





自分の部屋に戻った後も、少し胸のムカムカがあったものの眠りについた。



が、

何分経ったんだろう…




再び、気持ち悪さで起床した。

スマホを見る余裕もなく、トイレに駆け込んだが、何も出ず…嗚咽のみだった。






無理。

気持ち悪すぎて寝られなかった…



立つことも難しくて、トイレの壁にもたれかかっている体制が一番楽だった。





『ママも湊も寝てるよね…』

と、

思いながらも吐き気が襲いかかる…




完全にトイレと友達状態だった。








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