ごめんね…好きだけど別れよう
「優真、今日裏庭に来てね」

遂に別れる日

なんて、返事が来るのかなって思ったら辛辣な言葉だった

「なんで?お前に呼ばれる筋合いないけど」

そんな言葉無視して

「来るまでずっと、待ってるからね」

放課後になった

裏庭に着いたけど人影がない

当たり前か、来るとも言ってもなかったもんね

1時間が経った

もう帰ろうとしたら

「まだ居たんだ」

と、声がした

振り返ると優真が居た

「優真、結局来たんだね。単刀直入に言うけど、別れよう?」

涙を堪えて言う

「な…んで、だ…よ?好きだから別れないでくれよ」

優真が泣いてる

初めて見た泣き顔 でも

「ごめんね…好きだけど別れよう」

「なら付き合っ「優真、もう耐えられないの」

優真の言葉を遮り言った

優真は涙を堪えていた

私も泣きそうだったけど、精一杯の笑顔を見せた

「バイバイ、優真」
< 5 / 15 >

この作品をシェア

pagetop