世界でたった1人の君へ

キミの気持ち



家に帰るとリビングからおかえりと声がした
その声を無視し2階に駆け上がる

ほんと自分がいやだ


「榎恋?」

部屋の外からお母さんの声がした

「なに」

「ご飯は?」

「いらない」

「でも食べないと…」

「いらないって言ってんじゃん…!!」

ドアにカバンを乱暴に投げつける
自己中でさらに自己嫌悪に襲われる。


ほんと自分が大嫌い



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