オフィスの華(令和版)~若社長と秘書のHONEYなヒミツの関係~
栗原さんは不敵に笑い、煙草の煙を吐いた。
「…じゃ一発やらせてくれたら…教えてやる。真実がどれだけ君を傷つけるか…分からないけど…」
彼は瞳は獲物を捕らえる狼のように鋭く光っていた。
「そ、それは…」
やはり、彼はオオカミだ…
「…無理だろ?」
「…はい」
「なら、俺は教えない…てゆーか…依頼人との守秘義務があるし…元々他言無用なんだよ…俺は先に戻る。今夜ぐらい、社長から電話ありそうだし。楽しみにしてなよ。染中さん」
栗原さんは煙草を咥えながら、ベンチを立った。
「じゃバイバイ」
彼は短く手を振り、先に社に戻って行った。