キミのためならいくらでも!!【完】
『ふっ…、良い友達だな、』

「はいっ。」


こくり、と頷くと

車を運転しながら、染夜くんは私の手を握った。


「………あっ、」

『ん?どした、忘れもんか?』

「いえ、そうじゃなくて…、」


私が言葉を彷徨わせると

染夜くんは苦笑しながら、そんな言いづらいこと?と私に言った。

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