突然ですが、イケメンアイドルの妹になることになりました!①
こんな日に限って
俺は一番最後になってしまった。

今日何て言おうとか考えていたら

ダンス練習に集中できなくて
居残りさせられてしまった。


あーもう。

はやく帰って
ひまりに逢いたいのに。

今はただ好きだって事を

はやく君に伝えたい。


「じゃ、お疲れ様でした!!!!」


「お、おい!純大まてよ!送る…」


スタッフと話してた佐倉さんを無視してタクシーに乗り込んだ。


バタン


あー

はやく
帰らないと。


パッパー


都会はクラクションが多い。
夜も混んでいて、なかなか進まないんだ。


あーもっと急いでくれよ!!
< 151 / 286 >

この作品をシェア

pagetop