突然ですが、イケメンアイドルの妹になることになりました!①
「小池さん、今日はありがとうございます。突然申し訳ありません。」

「いえいえ。」


小池さんに指定されたカフェに着くと
すでにコーヒーを飲んでいた。


「ここだけの話、ちょっと張り込みも兼ねて、ずっとここにいるんですよ。だから助かります。」


小池さんはいつも優しそうに笑う。


これが本性なのか
職業的な演技なのかは、まだ分からない。


誰かに似ていると思ってたけど

笑った雰囲気がすこし有に似ているんだ。


「何か頼みますか?」

「あ、はい。」


店員さんにカフェオレを頼み、
まずは先日のことを謝った。
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